英語の日付・曜日の書き方【完全版】

英語の日付曜日の書き方 TIPS
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英語は月日の順番が日本語と違う気がするけど、並び方がわからない

そんな方のために、この記事では、

  • 日付・曜日の順番
  • 日付・曜日の書き方
  • 日付に関する省略形
  • 日記の日付の書き方
  • 日付を区切る時の記号
  • 英語の月・曜日・日にち(序数)一覧

についてシェアしたいと思います。

まとめ

年月日+曜日の順番の考え方

年月日+曜日の順番の考え方

  • 日本語では、年・月・日・曜日という順番ですが、イギリス式では曜日・日・月・年の順番になり、日本語と全く逆になります。
  • アメリカ式では、月日の並び方がイギリス式(日・月)の逆になるので、日本語と同じ月・日の順番になります(⇒曜日・月・日・年)。
  • 並び方の順番は、曜日なしの年月日や、年なしの月日+曜日になっても、年月日+曜日の順番と同じです。

年月日+曜日の書き方

英語の年月日+曜日の書き方

  • 曜日の後にはコンマが付きます。
  • アメリカ式は、月日の後にもコンマが付きます。

日付・曜日の順番

年月日の順番

アメリカ式
  • アメリカ式は、月日の並び方は日本語と同じで、年が一番後ろに来ます。

アメリカ式年月日の書き方

 

 

日本語
アメリカ式
イギリス式
  • イギリス式は、年月日の順番が、日本語と全く逆になります(結果的に、月は同じ真ん中にある)。

イギリス式年月日の書き方

 

 

日本語
イギリス式
アメリカ式とイギリス式の年月日の順番一覧

英語の年月日の順番一覧

 

 

日本語
アメリカ式
イギリス式

 

月日の順番

アメリカ式
  • アメリカ式は、月日の並び方は日本語と同じです。

アメリカ式月日の順番

 

 

日本語
アメリカ式

 

イギリス式
  • イギリス式は、月日の並び方が日本語と逆になります。

イギリス式月日の順番

 

 

日本語
イギリス式

年月の順番

  • 年月の順番は、アメリカ式とイギリス式ともに、日本語と逆になります。

年月の順番

 

 

日本語
アメリカ式
イギリス式

年月日+曜日の順番

  • アメリカ式とイギリス式ともに、曜日は年月日の前に来ます。

年月日+曜日の順番

 

日本語 曜日
アメリカ式 曜日
イギリス式 曜日

月日+曜日の順番

  • アメリカ式とイギリス式ともに、曜日は月日の前に来ます。

月日+曜日の順番

 

日本語 曜日
アメリカ式 曜日
イギリス式 曜日

日付・曜日の書き方

2022年4月1日金曜日 を英語で書いた時

の書き方を以下でご説明します。

年月日の書き方

  • アメリカ式は月日と年の間にコンマがあります(月日 , 年)
    →区切りのコンマを付けないと日にちと年が数字でつながってしまい、わかりにくくなるため
  • イギリス式は年月日のどこにもコンマがありません(日月年)
    →区切りのコンマがなくてもわかるため
アメリカ式:The conference will be held on April 1, 2022.
イギリス式:The conference will be held on 1 April 2022.
年月日の書き方一覧
アメリカ式 イギリス式
4/1/2022 1/4/2022
April 1, 2022 1 April 2022 イギリス式にはコンマがない
April 1st, 2022 1st April 2022 イギリス式にはコンマがない
April the first, 2022 the first of April 2022 イギリス式にはコンマがない
(コンマがあることもある)

※フォーマルな文書でも、序数を使った書き方で書く必要はありません。特にアメリカ英語では、序数を使った日付は、フォーマルな文書でも、特に理由がない限り避けるべきとされています。

年月日+曜日の書き方

英語の年月日+曜日の書き方

  • 曜日の後にはコンマが付きます(除イギリス式のtheとofがあるパターン)
  • スラッシュを使った省略形で書く時は、通常、曜日は書きません。
アメリカ式:The conference will be held on Friday, April 1, 2022.
イギリス式:The conference will be held on Friday, 1 April 2022.
年月日+曜日の書き方一覧
アメリカ式 イギリス式
Friday, April 1, 2022 Friday, 1 April 2022
Friday, April 1st, 2022 Friday, 1st April 2022
Friday, April the first, 2022 Friday the first of April, 2022 イギリス式は曜日の後にコンマがない

年月の書き方

年月の書き方

  • 年月の書き方は、アメリカ式とイギリス式は同じです。
  • 月・日だけ書く場合は、コンマは付けません
アメリカ式:The conference will be held in April 2022.
イギリス式:The conference will be held in April 2022.
年月の書き方一覧
アメリカ式 イギリス式
April 2022 April 2022

※日本語と違い、スラッシュを使った日付の省略形は、日がない「年月」だけの場合は使いません。

月日の書き方

月日の書き方

  • 月・日だけ書く場合は、コンマは付けません
アメリカ式:The conference will be held on April 1.
イギリス式:The conference will be held on 1 April.
月日の書き方一覧
アメリカ式 イギリス式
April 1 1 April
April 1st 1st April
April the first the first of April※※

※日本語と違い、スラッシュを使った日付の省略形は、年がない「月日」だけの場合は使いません。
※※アメリカ英語でも使います。
The conference will be held on the first (1st) of April.

月日+曜日の書き方

月日+曜日の書き方

  • 曜日の後にはコンマが付きます(除イギリス式のtheとofがあるパターン)
  • スラッシュを使った省略形で書く時は、通常、曜日は書きません。
アメリカ式:The conference will be held on Friday, April 1.
イギリス式:The conference will be held on Friday, 1 April.
月日+曜日の書き方一覧
アメリカ式 イギリス式
Friday, April 1 Friday, 1 April
Friday, April 1st Friday, 1st April
Friday, April the first Friday the first of April

日付に関する省略形

スラッシュを使った日付の省略形

スラッシュで年月日を省略して書く

スラッシュで数字を区切ることで、年月日を省略して書くことができます。スラッシュの間にスペースは必要ありません。

ただし、スラッシュを日付を表すために使うと、アメリカ英語とイギリス英語で違う意味になることがあるので、この使い方はしない方が無難です。

例えば、4/1/2022は、

  • アメリカ英語では、2022年4月1日
  • イギリス英語では、2022年1月4日

になってしまします。

これを避けるために、

  • アメリカ英語:Oct/2/2021
  • イギリス英語:10/Feb/2021

と書くことができます

参考記事
「英語のスラッシュの使い方【完全版】」(リンクはこちら
スラッシュを使ったときは、年の最初の2桁は省略できる

スラッシュを使ったときは、年の最初の2桁は省略できます。

正)4/1/2022
正)4/1/22

スラッシュで月日だけを省略して書くことはしない

上記の通り、

スラッシュを使った日付の省略形は、年がない「月日」だけの場合は使いません

誤)4/1(分数にも見えるため)
誤)Apr/1(Apr. 1と書けばいいので)

数字で一桁の月日の省略形を書く時に、「0」は必要なのか

数字で一桁の月日の省略形を書く時は、月日の前のゼロ「0」は付けても付けなくてもどちらでも可能です。

正)4/1/2022
正)04/01/2022

英語の月の省略形

  • 月の省略形には、通常、ピリオドが付きます。
日本語 英語 英語の省略形
1月 January Jan.
2月 February Feb.
3月 March Mar.
4月 April Apr.
5月 May May※
6月 June Jun.※※
7月 July Jul.※※
8月 August Aug.
9月 September Sept.
10月 October Oct.
11月 November Nov.
12月 December Dec.

※省略形がない
※※省略しないで書く、とするスタイルもある(その場合、Jun./Jul.は使わない)

曜日の省略形

  • 曜日の省略形には、通常、ピリオドが付きます。
日本語 英語 英語の省略形
月曜日 Monday Mon.
火曜日 Tuesday Tue. (Tues.)
水曜日 Wednesday Wed.
木曜日 Thursday Thur. (Thu.)
金曜日 Friday Fri.
土曜日 Saturday Sat.
日曜日 Sunday Sun.

文章中に日付・曜日の省略形を使えるのか

通常、フォーマルな文章中では、全体的にすべての省略形は避けるべきとされています。例えば、アポストロフィを使った短縮形(can’t)や、ピリオドを使って単語を省略する(Cont.)などです。

日付、曜日も同様に、表の中などスペースが限られていて書くことができない場合以外は、文章中では省略されない形で書きます。

良くない)4/1/2022
良くない)Apr. 1, 2022
良くない)Fri., Apr. 1

良い)Friday, April 1, 2022

日記の日付の書き方

省略なしで書く場合

日記は個人的なものですが、毎日書くものなので、できれば身に沁みついて考えなくても日付が出てくるまで、下のように省略しない形で書いたほうがいいと思います。

  • アメリカ式:Friday, April 1, 2022(ピリオドなし)
  • イギリス式:Friday, 1 April 2022(ピリオドなし)

または、

  • アメリカ式:April 1, 2022(改行↵)
    Friday
  • イギリス式:1 April 2022(改行↵)
    Friday

省略して書く場合

省略して書く場合は、以下のようにします。

  • アメリカ式:Fri., Apr. 1, 2022
  • イギリス式:Fri., 1 Apr. 2022

年月日に曜日まで書く場合は、スラッシュを使った書き方は一般的ではありません

一般的ではない)Fri/4/1/2022
一般的ではない)(Fri) 4/1/2022
一般的ではない)4/1/2022 (Fri) →曜日が後ろに来るのは不自然

日付を区切りるときの記号

日付をすべて数字で書いた時に、区切りの記号には、以下のものが使えます。通常は、スラッシュまたはハイフンを使い、ピリオドはこの2つが使えないときに使います。

  • スラッシュ(4/1/2022)
  • ハイフン(4-1-2022)
  • ピリオド(4.1.2022 →最後にピリオドはいらない)

英語の月・曜日・日にち(序数)の一覧

英語の月一覧

(上の表の再掲)

日本語 英語 英語の省略形
1月 January Jan.
2月 February Feb.
3月 March Mar.
4月 April Apr.
5月 May May※
6月 June Jun.※※
7月 July Jul.※※
8月 August Aug.
9月 September Sept.
10月 October Oct.
11月 November Nov.
12月 December Dec.

※省略形がない
※※省略しないで書く、とするスタイルもある(その場合、Jun./Jul.は使わない)

英語の曜日一覧

(上の表の再掲)

日本語 英語 英語の省略形
月曜日 Monday Mon.
火曜日 Tuesday Tue. (Tues.)
水曜日 Wednesday Wed.
木曜日 Thursday Thur. (Thu.)
金曜日 Friday Fri.
土曜日 Saturday Sat.
日曜日 Sunday Sun.

英語の日にち(序数)一覧

日本語 英語 英語の省略形
1 first 1st
2 second 2nd
3 third 3rd
4 forth 4th
5 fifth 5th
6 sixth 6th
7 seventh 7th
8 eighth 8th
9 ninth 9th
10 tenth 10th
11 eleventh 11th
12 twelfth 12th
13 thirteenth 13th
14 fourteenth 14th
15 fifteenth 15th
16 sixteenth 16th
17 seventeenth 17th
18 eighteenth 18th
19 nineteenth 19th
20 twentieth 20th
21 twenty-first 21st
22 twenty-second 22nd
23 twenty-third 23rd
24 twenty-fourth 24th
25 twenty-fifth 25th
26 twenty-sixth 26th
27 twenty-seventh 27th
28 twenty-eighth 28th
29 twenty-ninth 29th
30 thirtieth 30th
31 thirty-first 31st

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参考記事
「英語のスラッシュの使い方【完全版】」(リンクはこちら