英語の4桁の数字の読み方:2桁づつに分けて読むの?

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学校では、1000の位の数字はthousandと読むと習った気がするけど、hundredと聞こえる時がある気がする。。。

英語の4桁の数字は、コンマの場所が”thousand”になるので、千の位の数字を読んだ後にthousandを付け、残りの3桁の数字を読みます。主にアメリカ英語では、4桁の数字を上2桁と下2桁に分け、上2桁の数字を読んだ後にhundredを付け、残りの2桁を読むこともあります。

この記事では詳しく、

  • 英語の4桁の数字の読み方
  • 英語の年号の読み方

についてシェアしたいと思います。

英語の4桁の数字の読み方

数字の読み方には、

  • 数として読む
  • 年号として読む
  • お金として読む

など、様々なものがあります。

この中でも、

  • 年号として数字を読む場合は特殊で
  • 4桁の数字を”thousand”を使わずに読むのは、主にアメリカ英語

です。以下で詳しくご説明します。

4桁の数字の基本的な読み方

例えば3,255などの4桁の数字の基本的な読み方は

3 , 2 55
three thousand two hundred fifty-five

(three thousand, two hundred (and) fifty-five)

です。アメリカ英語では”and”は通常入りません

日常会話での4桁の数字の読み方

日常会話では4桁の数字は、読み方が特殊になる場合があるので、以下で詳しくご説明します。

数字 切れるところ 読み方
3255 (32|55) thirty-two hundred fifty-five アメリカ英語のみ
3205 (32|05) thirty-two oh five
thirty-two and five
アメリカ英語のみ
3200 (32|00) thirty-two hundred アメリカ/イギリスとも
3000 three thousand  
下2桁がゼロでない4桁の数字の読み方

例えば3,255などの下2桁がゼロではない数字は、アメリカ英語では

thirty-two hundred fifty-five

と、100の位を軸に読みます(32|55)。言うのが短くて簡単だからと言う理由です。この読み方はイギリス英語では一般的ではなく、基本的なthousandを使った読み方をします。

下2桁が10以下の4桁の数字の読み方

例えば3,205などの下2桁が1桁の数字の読み方は、アメリカ英語では

thirty-two oh five

と読みます。

つまり、

  • 100の位を軸に読む(32|05)
  • “hundred”とは読まない(面倒くさいので)
  • 下2桁の「5」は「05」なので、ゼロのところに”oh”(オー)

と読みます。

または、”oh”の代わりに”and”を入れ、

thirty-two and five

と読みます。

下2桁がゼロの4桁の数字の読み方

例えば3,200などの下2桁がゼロの数字はアメリカ英語でもイギリス英語でも通常

thirty-two hundred

と、100の位を軸に読みます(32|00)。

下3桁がゼロの4桁の数字の読み方

例えば3,000などの下3桁がゼロの数字はアメリカ英語でもイギリス英語でも

three thousand

と基本的な読み方をし、”thirty hundred”など、100の位を軸に読むことはありません

年号の読み方

年号は基本的に、上1桁/2桁と下2桁でわけて読みます。2000年から2009年までは特殊な読み方になります。

1999年以前

西暦 切れるところ 読み方
721年 (7|21) seven twenty-one
1000年

 

the year one thousand/
one thousand A.D.
1201年 (12|01) twelve oh one
1900年 (19|00) the year nineteen hundred
1000年

1000年は、

the year one thousand / one thousand A.D.

と読みます。キリのいい1000年は上2桁と下2桁で分けて読むことはしないので、”ten hundred”とは言いません。

1201年

1201年は

twelve oh one

と読みます。数のように、”oh”の代わりに”and”を使った“twelve and one”とは言いません

1900年

1000年以外のキリのいい年号は、通常通り上2桁と下2桁でわけ、

the year nineteen hundred

と読みます。

2000年~2009年

2001年から2009年までは、読み方が特殊になります。

西暦 切れるところ 読み方
2000年 the year two thousand
2001年 two thousand and one
2009年 two thousand and nine
2000年

2000年は1000年と同じ読み方で、

the year two thousand

と読みます。“the year twenty hundred”とは言いません

2001年~2009年

2001年~2009年までは年号としては特殊な読み方になり、普通の数字と同じように読みます。つまり、

two thousand and one / two thousand and nine

と読みます。

あまり一般的ではないですが、”twenty oh one”(20|01)のように通常の年号の読み方で読んだとしても、意味は通じます。

2010年以降

西暦 切れるところ 読み方
2010年 (20|10) twenty ten
2014年 (20|14) twenty fourteen
2022年 (20|22) twenty twenty-two
2010年~

2010年以降は普通の年号の読み方に戻って、上2桁と下2桁でわけ

twenty ten

と読みます。

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