外資系の服装って自由なの?その基本ルールとNG例

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外資系企業は日系企業に比べると自由度が高いから、勤務中の服装もかなり自由なのかな?というイメージをお持ちではないでしょうか。

この記事では、外資系企業勤務歴20年あまりのブログ主が、外資系企業に勤めている人の服装について、その基本ルールとNG例についてシェアしたいと思います。

外資系企業に勤めている人の服装ってどんなの?

外資系企業では確かに、グレーのスーツにブルーのネクタイと白いワイシャツの組み合わせの人や、ブラックのスカートにセットアップのジャケットのような典型的な仕事服のような人はいません。特に色にはもっとバリエーションが許されていて、明るい色の服の人もめずらしくありません。

外資系企業では「仕事に支障がなければ」、基本的に服装は自由にしても大丈夫だと言えると思います。しかしこの、「仕事に支障がなければ」と言うのが重要です。それはどう言うことでしょうか。

外資系企業での服装を決める要因

外資系企業での服装を決める要因は2つあります。

第一に、仕事内容にふさわしいものであることです。外資系企業と言っても顧客の多くは日本企業です。営業の仕事であれば日本企業のお客さんが見て不適切と思われない服装でないとなりません。

ですので、顧客からの信頼が重要な金融業界などで顧客に会う職種の場合は、スーツが基本です。

しかし、同じ金融業界でも総務や人事など外部の人にあまり会わない職種の場合は、特に上下スーツにネクタイでなくても大丈夫です。

堅い業界の場合はスーツなどのきちんとした服装になるという傾向はあると思いますが、業界と言うよりも職種による部分が大きいと思います。また、こちらがカジュアルな服装でも、顧客が「外資系だからそんなものね」と思ってくれるような場合は、より自由に服装を決められます。

第二は、服装規定です。日本企業では最近、服装規定を廃止するというニュースを時々耳にするのですが、今まで働いた外資系の会社ではすべて服装規定がありました。規定にはどんな服装でなければならないと言うことが書いてあるというより、むしろ、着てはいけないものが書いてある印象です。

例えば、カジュアルデーがある場合です。よくあるのは、男性については、

  • シャツは衿のあるものでTシャツは不可、ポロシャツは可
  • パンツについてはジーンズは不可、チノパンは可
  • 足首まで丈がないカプリパンツやショートパンツは不可
  • スニーカーやスリッポンは不可

と言うものが多い感じです。

女性のカジュアルはより緩く、

  • Tシャツ(キャラクターが書いてあるようなもの)は不可ですが、衿がないシャツでもOK
  • ショートパンツはだめですが、カプリパンツはOK
  • スニーカー・スリッポンは不可ですが、ビーチサンダルでなければサンダルはOK
  • 袖のないシャツやキャミソール、シャツの丈が短くお腹が見えてしまうようなもの(フィットネスウェアのようなもの)はだめ

のような感じです。

もちろん会社により、より厳しかったりゆるかったりします。

エブリデーカジュアル(毎日カジュアルデー)の会社に勤めていた時は服装規定がかなり緩く、Tシャツもジーンズもスニーカーも可だったので、かなりカジュアルな服装で通勤していたこともありました。

色については特に書かれていたことはないので、赤系統や黄色系統など割と派手目な色でも特に問題はありません。

まとめ

外資系企業では、仕事内容にふさわしい服装で、服装規定に書いてある着てはいけない服装でなければ、あとは自由に着るものを決めることができます。このような意味では、外資系では服装に自由度は高いと言えるかなと思います。

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