英語では通じない!和製ビジネス英語30選

和製英語一覧 TIPS
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日本語には多くの外来語があります。

ビジネス関連の言葉にもたくさんの外来語があるのですが、英語には存在しない和製英語だったり、英語での意味・使い方とは異なったりと、使い方に気を付けなければなりません。

そこでこの記事では、

  • 間違えやすい和製ビジネス英語一覧
  • 和製英語を機械翻訳で間違いなく翻訳するコツ

についてシェアしたいと思います。

和製ビジネス英語一覧

和製ビジネス英語一覧表

和製英語 意味 英語
アイスブレイク 打ち解けるために行う働きかけ – (※)
アフターサービス 商品購入後のサービス after-sales service
インバウンド (一般の)客の問い合わせ/訪問 – (※)
オーエル 女性社員 business person
オーダーメイド 注文品 made-to-order
グレードアップ 格上げ upgrade
クレーム 文句 complaint
クロージング 結論や返事を求めること to close client/ sales
コストダウン 経費削減 cost reduction
コスパ 費用対効果 cost-effectiveness
サイン 署名 signature
サラリーマン 給与所得者 business person
サービス 無料 free
ショート 足りない shortage
ゼロベース 最初からやり直すこと to start from scratch
チャンス 機会 opportunity
チャレンジ 挑戦する try
デフォルト 初期値 per-designed settings
ノルマ 特定の作業量 minimum target
ヒアリング 聞き取り interview
ファクトベース 事実に基づいて based on fasts
フラット 公平な fair
フリーダイヤル 無料通話 toll-free dial
フルコミ 全力で取り組むこと to do my best
ペイ 採算 profitable
メリット・デメリット 利点・悪い点 pros and cons
モアベター よりよい better
リストラ クビになる lay off
ルートセールス 特定の顧客に対する営業活動 – (※)
ロジ どこかへ行くための一連の手続き to arrange itinerary

※下記で説明

アイスブレイク

意味:緊張をほぐして打ち解けるために行う働きかけのこと。営業活動の最初にするざっくばらんな雑談も入る。

「緊張をほぐして打ち解けるために行う働きかけ」を一言で指す英語はありません。強いて言えば、以下のように使えます。

He is an icebreaker.
彼は緊張をほぐれさせてくれる人だ。

icebreakerは「砕氷船」(南極などで氷を砕く船)を意味する単語で、比喩的に緊張をほぐれさせてくれる人に対しても使えますが、使う場面がないのでビジネスの場では使いません

インバウンド

意味:内向きの、入って来ると言う意味。

英語のinboundは、通常のビジネス英語では、観光や交通手段(電車・飛行機)以外には使いません。アウトバウンドも同じです。

全く使わないと言うわけではないのですが、一般的ではない感じです。

良)inbound tourism
良)inbound train/flight

悪)inbound call
悪)inbound marketing

ルートセールス

意味:特定の客に定期的に訪問して営業活動を行うこと。

英語にもroute salesと言う言葉があるのですが、これは「決まったルート上にいる(見込み)顧客に製品を販売すること」を指します。客は特定の取引先とは限らず、新規の個人客を相手にする販売のイメージです。

日本語のルートセールスは、英語では普通の営業活動として捉えられるので、一言で指す英語がありません。

和製英語を機械翻訳で間違いなく翻訳するコツ

日本語で使うカタカナの外来語は、元の言葉とニュアンスの違う使い方をされていたり、全く別の意味になっている場合があります。また、元の言葉にはない言葉もあります。

機械翻訳でこのような外来語を英語に翻訳した場合、単純に元の言葉に戻してしまい、自分の伝えたい意味と違う翻訳になってしまう可能性があります。

それを避けるため、外来語は日本語に直し、直したものを英語に翻訳します。

参考記事
「機械翻訳を使い、誤訳なしに翻訳するコツ」(リンクはこちら
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